次の日、駅前で待ち合わせた。
「皆来たか?じゃあ行くぞ!」
新幹線に乗って、キャンプ場近くの駅まで行った。
「喉乾いたーー竜也、ジュース買って?」
きょーやが舌をペロッと出しておねだりをした。
「えぇー?じゃあ、俺も!」
と、言いながらひゅーがも同じように舌をペロッと出しておねだりをした。
「は?自分で買えよ。つーか、キモい」
竜也がギロッと睨みながら言った。
「おー恐い恐い…」
「さすが不良の竜也先輩!もういいし!自分で買ってくるから!」
きょーやとひゅーがが「プンプンッ」って言いながら自動販売機の方に行った。
2人とも表情がコロコロ変わるから面白いな……。
私がクスッと笑うと、
「何が面白いんだ?」
と、竜也が聞いてきた。