「ただいまー」








「あ、真奈〜おかえ……って…な、何で先輩たちがいるんだよ!!?」





「陽うるさい!それよりBBQするから庭で準備してきて」








「え、えぇ〜」






「騒がしいな…って真奈!誰だその男たちは!


ま、ま、まさか……真奈の彼氏じゃないだろうな……しかも5人て……




俺はそんな男好きに産んだ覚えはないぞ!?」




「お父さんに産んでもらった覚えはないんですけど…てゆうか、彼氏じゃないしっ!」





「うわぁーん、母さーん!真奈が……真奈が反抗期だよぉーーー!」




「知らないわよ、あら真奈のお友達?いつも真奈がお世話になっています。BLUE SKYの社長をしています」





「え、えぇ〜〜!!?あの有名なメイクブランドのですか!?」




「そうよ〜」





「はわわわ……てか、真奈のお父さんってもしかして…俳優の悠…さんですか!?」




れみが口をぱくぱくさせながら言った。

なんかれみ、金魚みたい(笑)





「そうだけど?」





「きゃーー!!!親2人共が有名人とか!うち、生で初めて見たっ!あ、握手してください!」




れみは、お父さんめがけて手を差し出した。




「いいよ〜」




そう言いながられみの小さな手をお父さんの大きな手で包みこんだ。





「きゃーーー!!!もう手洗わない!」




いや、そこは洗いなよ。