「え?」
振り向くと、竜也たちがいた。
「真奈っ!」
れみが抱きついてきた。
「……れみ…」
「もう!心配したんだからね!?」
「うん、ごめんね…」
私たちは、近くの公園に移動した。
「前にさ、お母さんに1度帰って来いって言われてたの思い出して行ったんだ……
竜也に言ってから行こうと思ってたんだけど、竜也寝てたからさ、後からメール入れとこうと思ってたんだけど、
忘れちゃって……」
「そうだったんだ」
「うん…ごめんね、連絡遅れて」
「ううん、いいよ」
「…あの、さ……私、今からスーパーに行って夕食の材料買いに行くんだ」
「あ、そっか…ごめんね、引き止めて」
「ううん、いいよ!それでね、皆これから用事がなければなんだけど……
もしよければ、うち寄って行かない?」
迷惑かけちゃったから、そのお詫びもしたいし……。
「いいの!?うち、前から真奈の家に行って見たかったんだぁ!」
「うん、おいで。皆はどう?」
「おう!俺も行くぅ〜」
「ひゅーがキモい」
「ひでぇ!」
「あははっ!じゃあ皆行こっか!」
「うん!」