「まあまあとりあえず、早く始めようぜ!時間は1時間!」



え、でも私おにごっこなんて小学生以来なんだけど……ちゃんと走れるかな?



「鬼は誰にする?」



「鬼は…竜也でいいよな!」


「はぁ!?何でだよ!」



「いいじゃん、別に~~」


ひゅーがが口を尖らせて言った。



「まあいい、一番にお前を捕まえてやる」



「え」



竜也は、少し不適な笑みを作った。