校舎裏に向かうと竜也といつも一緒にいる先輩たちがいた。


「お、揃ったな」



「きゃぁーーーー!女の子だぁ!!」


そう言って来た女子の先輩はいきなり私に飛びついて来た。


この香水の香り…私、好きかも…

…って、ハッ!何考えてんだ私!!


「あ、あの…」



「あ、ごめんね!久しぶりに女の子と話せると思ってたらついね…(笑)」



「そうなんですか」


「うん!私、後藤れみ!よろしくー!れみって呼んでね♡」