「真だって今日初めて喋ったっだけなくせに。

堀田真美も、どうせ男ウケを良くするために女らしくしてんのよ!

地味なくせに、そうやってモテようとしてんでしょ!

あんたはそういう堀田真美の作戦にまんまと引っかかったのよ!」



堀田真美なんて、所詮そういう人間なんでしょ…。



「僕は……僕は…ずっと前から真美ちゃんを見てたんだよ…!

…だから…真美ちゃんを悪く言う奴は許さない!

ふざけんな!」



真はとても切なそうな顔をして怒鳴っていた。


それから間もなく、真は出て行った。