「お会計は1600円になります」

いつものように割り勘で払う


先にドアを開けたななが、

「あ、夕日」


沈みかけてる夕日に視線を送っていた

「本当だ」


つられてあたしも視線を送る


あたし達の町を照らし出す夕日はまるで「前を向いて歩けよ」

そう言ってるようだった