そう言うと彼はフッと微笑んで、 「俺は佐野春。よろしく」 とだけ答えた 少し微笑んだ彼はかっこよくて… 不意にもあたしはどきっとしてしまった 「じゃあ春って呼ぶねっちなみに1年生…だよね?あたしの事はのあって呼んで!」 「うん、1年。タメか、改めてよろしく」 「うん!こちらこそ!」 こうしてあたし達はお互いの事について軽く話して一緒に電車を降りた。