-ある日-

「かn((としきくぅーん」

要を呼ぼうとしたら誰かが私の言葉を遮った。

要の名前を呼びながら。

「ん。なんだ。」

要はのんきだね。

ばか。

ニヤニヤしちゃって。

ごめんね。知ってるんだよ。全部。

でも、もう少しだけ、そばにいさせて欲しい。

君は気づいてないみたいだね。

だから私はそれを利用する。

私は「悪魔」なんだから。

要、大好きだよ。