「…私は奏の…婚約者なの…」 レイちゃんがゆっくり話し始めた…。 「…奏はそんな気はなかったかもしれないけどね…。 奏のお母様、湊子さんのアロマテラピー教室にも通っていたわ。 そして、奏と湊子さんとお茶を飲んでいる時…最近の奏の話題は… 高宮さんの事ばかりだった…」 えっ あたし!?