「待って…奏……私が自分で話すわ…」 “カタン…” 竹内くんが登場して青くなっていたレイちゃんが、あたしたちの近くに歩いてくる…。 「待て!!…沙葵の半径3メートル以内に近づくんじゃねぇ!」 「春!?」 「沙葵。あいつにされた事すっかり忘れてんだろ!!」 春はレイちゃんを睨みつけ、あたしを背後に隠した。 「とりあえずこの距離で話せ!」 おぉ… 春がマジキレしてる! カッコイイ…!!