少しずつだが彼女は正気を取り戻して行った…
せめてもの生活費と会いに行くのが償いだった、少しずつ少しずつだが狂気からはだっしゅっしていった、その頃彼女は彼女の母親に見合いを進められていたのだ。彼女には第二の人生を手に入れて欲しいと思うようになった。
洋介は再婚に賛成した。 真知子も新しく人生を歩もうとしていた、彼女は何か吹っ切れたようだった。
悲しい別れじゃないよお互い別々の道を歩くだけだよ幸せになって欲しいと思う。
またもしかしたら真知子はまた子供をもうけるかもしれない。
そしたら盛大に祝おう、僕は暫くは結婚はしないそれが彼女にとってせめてもの償いだから。
暫くして三香子は男を作って出て行った…
突然の事でびっくりしたが所詮は水商売の女性だから、やはり若い男が良かったんだろう。
また俺は一人に戻った、真知子は再婚したと聞いた。