「それにしても、優太もなかなかやるわね…奏もいるし、面白い事になりそうね」

「なんか言った?」

「いえ、何も さ、2人のところへ戻りましょうか」

歩き出す喜心


「あっ、待ってよー!」



で、戻ったのはいいんだけど…
何この空気!

優太は相変わらずニコニコしてるけど、奏はなんだか不機嫌

この2人、何があった…


「そろそろ腹減ったし、何か食おうぜー」

「あ、いいね!じゃああたし何か買ってくるよ!」

「俺もい「俺が行く」

そう言うと、あたしの手を引いて海の家へ向かう奏

こいつ…なんか変だ
だっていつもこんな事しないもん

「奏、何かあったの?」

「…別に」