「あら、帰ってくるの早かったわね」

そう、あたし達はあの後すぐに海から出て喜心達のところへ来た

歩いている最中、ずっと無言で気まずかったのは言うまでもない

ていうか‼︎
なんか、その…だ、だだ抱きしめ合った時から優太がキラキラして見える…
なんなのこれ⁉︎


「…2人、何かあったのか?」

鋭い目つきで見てくる奏

「「…別に」」

またハモった…

「俺らだけの秘密…だよな?」

うぇあ⁉︎
俺らだけの⁉︎
秘密⁉︎

「え、あ、えっその、あ…うん」

今絶対顔赤い…

「あたしトイレ!」

そう言い残してあたしは走り出した

「花蓮⁉︎」

…喜心も連れて行って