そして、優太とあたし、喜心で屋上に行った……んだけど
「なんで奏がいるの⁉︎」
「え、場所取り?」
こいつもいたか…
ま、いいけど
「そういえばさ、花蓮の友達、何て言うの?」
そう言って喜心に目を向ける優太
「あ、藤村喜心です よろしくね」
ふわりと笑う喜心
めちゃくそ可愛い…
「よろしく〜」
優太も優しく笑う
てか、喜心の笑顔見て赤くならないとか…
こいつ、女慣れしてるっ⁉︎
…まあ、あんなにモテると慣れるか
「あ、俺は泊奏だから!」
「知ってるっつーの笑」
じゃれ合う優太と奏
これはこれで絵になる…
てか…
みんなして美男美女!
囲まれたし…
あたしだけ普通なんですけど⁉︎