---------------バンッ
幹部室のドアが勢いよく開き
私は目覚めた
「け…い？」
「はぁ……」
祐吏と蓮も起きた
私は起き上がろうとしたが
翔真が私に抱きついていて
手がちょうど胸の位置にある
慧が翔真を蹴り飛ばした
翔真は目覚めたらしい
「慧？おはよ」
「…おはようじゃねーよ、帰って来たらいねーから探しまわっただろうが」
慧はしゃがみ込んで私の髪を触った
「ごめんね？なんか、1人だと心細かったから…」
「だったら連絡しろよ…すぐ、帰って来たっつーの…」
勘違いしちゃうから優しくしないでほしい……
