私は手伝おうとしたが

邪魔らしいので

慧に声を掛け

外のベンチに座ってた


目の前には
2人の男の子が
何度もお辞儀をしている


「なにしているの?」


私が声をかけるとこちらを向いてお辞儀をした


「あ、歴代を案内する役なんです!」


と答えてくれた


私は2人に近づいた


「私が見てあげる!これでも礼儀作法ばっちりだからね」


車のドアの開け方、手の置き方、歩幅など細かいけど指導した

「凄い、凄いですよ!凜奈さん」


「なんか、俺自信つきました!」


2人は目をキラキラしていた