私が洗面所から戻ると

皆集まったらしい


静まり返っている倉庫内


慧が一歩前に出ると

皆がお疲れ様です。と頭を下げた

「急に集まってもらって悪いな。」

慧は私を見て
おいでと手で招いている

私は側に寄った

「周りから聞いてる奴もいると思うが
この前話した、凜奈だ。」


慧がそういうと

「よろしくお願いします」


と皆は私に頭を下げた


「あ、あの…」

何故か知らないけど言葉を口にしていた


皆は顔をあげてくれた

「あの…逢沢凜奈です…兄達がお世話になってます。だけど…兄達とは関係なく仲良くなってもらえると嬉しいです…」


「「はい!!!」」

と大きい声で返事された