「さっき颯から慧が女遊びしてるって聞いた時ものすごくショックだった。
だけど、駅前で慧を見た時、いつもの慧の腕で抱きしめてほしいって思った…慧が私の事本気だって分かってたから……颯の言葉じゃなくて慧の言葉でちゃんと聞きたい。」

「ごめんな……凜奈。」

慧は私の手を強く握った

「お前に出会うまでは女なんて皆一緒だと思ってた、これから先大切にしたい女なんて現れないって…だから、
俺の都合で好きでもない女と遊んでた…でもお前に出会ってお前に惹かれて、お前を大切にしたいし離したくないから…今もこれからも他の女と遊ぶ気はねぇ……」

慧は私を見た

「って言っても…信じらんねぇよな…」

慧は頭を抱えてうつむいた