「要するにお前が好きだってこと」


「ありがと。私も好きだよ?」
私がそう答えると慧はまた溜め息をついた

「鈍感かよ…お前の俺に対する好きは佑吏も蓮も翔真も同等の好きだろ?」
慧は少しイラついてるようだ

「うん!そうだよ?」

「俺はちげぇ、どの女よりお前が一番だし、俺が大切にしたいと思った女はお前だけ…俺のモノにしたいくらいお前が好きってこと」

「よ、よ、要するに、LIKEじゃなくてLOVEの好きってこ…と…でいいのかな?」

自分で言ってて恥ずかしくなった

「あぁ、そういうこと……」

顔が赤くなるのが自分でも分かった