「私、ちょっと慧の所行ってくる」
皆にそう告げて慧の部屋に向かった
2回ノックすると中から声が聞こえた
「私…入っていい?」
そう聞くと中から扉を開けてくれて、中にいれてくれた
私はいつもの位置に座り、慧はソファーに座った
「あ、あのさ…私、暴走族の関係とか疎くて…慧と颯がライバル?って知らなくて……仲良くしちゃったりしてごめんね。……私、颯と仲良くしちゃダメかな?」
「ダメじゃねぇよ、俺と出雲の問題だし、交友関係広げるのも悪いことじゃねぇしな、だけど、今後いつか俺らと天龍がやり合う事になった時、傷つくお前の姿は見たくねぇ」
慧は真剣に私の話を聞いてくれて、私にわかるように答えてくれた