「おい、凜奈」
慧に名前を呼ばれた
「ん?」
「お前は鳳凰の奴だ、何処にも渡すつもりはねぇ、だけど、出雲と付き合うってことは俺らと対立する時が来るかもしれないってこと覚えとけ」
「ん?……うん?」
皆は病室から出ていった
「どういうこと……?」
私はポツリとつぶやき考えた
考えていると、お母さんが来てくれた
「ごめんね、心配かけて」
「本当、慧くんから電話きてビックリしたわよ、この事お兄ちゃん達には言ってないからね、あの子達に言ったら皆来たがるから」
お母さんが笑いながら言った
「うん。ありがとう、助かるよ」
サトにぃ達に知られたら慧達にまで迷惑かかるもんね