「……逢沢…?」


私の家をみて気づいたらしい


「はい…逢沢凜奈っていいます。」


少し驚いたみたいだ



「へぇ…あんたが、凰妃ってわけか。おもしれぇ」


颯さんはフッと笑った


「またな。凜奈…連絡する」



颯さんは私の目を見た



すると、私の電話がなった

「でねぇのか?」

颯さんがそういうもんだから

取ってしまった


「慧…?」


”家か?”


「まだ家の門のところ」


”そうか、じゃあ今迎えに行く”


「え?忙しいんじゃないの?」


”大丈夫だ…5分くらいで着く”


ヤバイ

「分かった、そのまま待っとく。」


私は電話を切った