「あれ?そちらの姫さんは…おや、北高の制服…そういや、鳳凰の姫さんみたことあるか??」

鳳凰の姫?


「……鳳凰の姫?」

颯さんの言葉と考えてることがかぶった

「それだと知らない様子だなぁ…別名、凰妃…姿は表にはまだ知られてない。宝条達のガードが固いからな」

別名、凰妃……私か!?


「噂によると、美人らしいがな…会ってみたいねー、その子に、鳳凰の弱点になるんだから」


ゾクッとした


私が鳳凰の弱点…?


彼はじゃあねと言って


「そちらの彼女さんも」


と言った


彼が去って行った