あなたは、一通り私のお礼と謝罪を聞き終えると「今、仕事終わったの?少し話したぃから会えない…?」
…えッ!?

私は一瞬、固まった。

少し戸惑ったものの、迷いはなかった。
「はい。。」
電話の向こうで「気、使うなよ。それじゃあ迎えに行くから少し待たせちゃうけど大丈夫?」
私はこの時「はい」としか言えなかった。。

電話を切った。

今から会うの?
2人で…?
彼氏に電話しなきゃ!

…電話をした。
「今、仕事終わったんだ。。親がたまには顔、見せろって言ってるから、今日は実家に帰るね…明日の仕事は家から直接行くから…」
。。平然を装っているつもりだけど、心臓がバクバクしているのが自分でもよく分かった。
…神様。。
ぉ願い!!
今日だけ…。。


「そぅ。分かった」

良かった。。
「それじゃあ、明日!」そう言って電話を切った。。