それから、あなたは彼氏と私をよく飲みに誘ってくれた。
何度か飲みに行った中で一度だけ、あなたの家に呼ばれた事があった。

呼ばれてあがった家には、あなた、あなたの奥さん、そして可愛い子供達がいた。

この時の私は、あなたに対する恋愛感情はまったくという程なくて「幸せそうで微笑ましい家族だなぁ」って。。
そう思ったんだ…。

これから変わっていく自分の心の心境など知る由もなかった…。

だって妻子ある男の人を恋愛感情の目で見るなんて考えられなかった。
私の中では冷めきった存在で、相変わらず毎日、暴力を振るうけど、一応彼氏もいたから…。

だけど今、振り返えると私を彼氏の暴力から救ってくれたのは、あなただった…。