それからその後は


悠太と 私は 幼稚園を出て


その足で 私たちが通った小学校に
向かった


小学校の校庭にある 昔よくふたりで
遊んだ遊具


ブランコに乗ったり

滑り台で 遊んだり

小学生の時のふたりみたいに



ジャングルジムのてっぺんで

冬の空一面に 散りばめた
ダイヤみたいな星の中に


私たちは 流れ星をみた


私は 心のなかで



悠太とふたりで ずっとずっと
幸せで いられます様に


たくさんの星の中に消えてく
流れ星を追って


私は そう 願った