私は 急に 恥ずかしくなって

悠太の腰に手をまわして

悠太から 私の顔が見えないように
悠太の背中に 寄り添った




それから




私も 悠太のこと 幼稚園から
ずっとずっと好きで


悠太が 他の女の子とお遊戯で
手をつないだとき
すごく それが嫌で
その夜 いっぱい泣いた事


悠太が 他の女の子から
好きって言われたことを聞いて

その悠太を好きだと言った女の子と
私はしゃべらなくなった事

悠太が バレンタインのとき
他の女の子から
チョコレートを貰って
受け取ったのを下駄箱で見て

私 勝手にヤキモチ妬いて
悠太に渡そうとしてたチョコ

他の好きじゃない男の子に
あげた事


私は あの頃の 悠太への
思い全部を

幼稚園の頃の私に戻って

あなたに やっと今 伝えられた