そして
長い沈黙のあと
悠太は そっと私の肩を抱き寄せて
「尚ちゃん 俺 高校行っても
ずっとずっと 尚ちゃんの事大事にする」
悠太は 真面目な顔で 私の目を
みつめながら言った
「尚 愛してる」
そう言って 悠太は私を強く抱きしめて
何度も 何度も 私にキスをした
悠太は 少し緊張した顔で
「尚 抱いていい」
私をじっと みつめて 言った
うん
と 頭で うなずいた私を
悠太は抱き上げて キスしながら
ベッドに 私を そっと 寝かせた
悠太が 私の名前を 初めて
尚 と呼んだ
尚ちゃん ではなくて 尚 と