「あんさ、お前ケータイもってるよな?」 「持ってるよー。」 なんだ、そんなことか、もっと一大事かと思った。 「じゃあさ、アドレス教えて!!」 そう言うと持っていたメモとペンを突き出してきた。 なんだ、そういうことか。なるほど。 奴に限って勉強なんて、ね。