「あっ…智花ちゃんとお話中…?


ごめん、続けてて。」



「いいって。花奏待ってたんだけど。」



ズキン。

彼女のことが優先っていうのはわかってるのに。



頭は理解してない。





「じゃあ、私もそろそろ行くね。

お邪魔してごめんなさい。」



バイバイ。


を意味する手を振った。







ーーーーーーーーー神様、今日、決めました。




私は今日、颯斗が好きな気持ちは
この胸に押し込みます。