「ってか、昨日颯斗、隣のクラスの可愛い子にプレゼントと一緒に告られてたじゃん。
そのプレゼントは、キーホルダーだったんだろー?
つけねぇの?」



颯斗の友達が、颯斗に問いかけている。


え、隣のクラスの可愛い子って……。



プレゼント、もらったんだ…。
私だけとか特別意識持ってたの、バカみたい……。



「あぁ、あれは俺の趣味じゃねぇしつけねぇよ。

あと、風華から貰ったからつけてんの。」





ーーーーーーーえ?


とくん。


私の胸が、一気に颯斗一色になった。