いや……
ムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリ!!!!
無理でしょこれは!!
全く気持ちの整理もついてないし!
「ドタキャン…ダメかな…」
なんか…理由つければ、いいかな?
いや、騙すの嫌いだし…。
「行くしかないのか…。」
しぶしぶ準備を始めた。
__________……
全く、気持ちの整理がついてないまま、学校についてしまった。
「風華…!」
「はっ…!!!」
もう緊張が最高潮に達しました。
「ぷっ…。
緊張しすぎだからね。」
「わっ…わら……笑わないで。」
本当に緊張してるんだから…!!
「でもまぁ、来てくれてありがと。」
ニコっと笑う颯斗は、今までにない優しい笑いだった。