「あっ。もう降りなきゃいけない。今日はありがとうございました!じゃあまたねっ響くん!」

彼女は手をブンブン振って降りて行った

俺もつられて手を振った

“ん?待てよ…。響くん?ひびきくん?ヒビキクン?響くんって誰?俺じゃん。え!?響くんって言ったよ!”

「やべー!名前呼んでくれた!」

俺は周り構わず大声で叫んでしまった

叫んだ後恥ずかしくなって小さくガッツポーズをして喜んだ