タクシーを走らせ5分もかからないうち
についた病院。
タクシーのおじさんにお金を払い、急いで病院の中に入る。
「あのっ!鳥山ゆうの病室はどこですか⁉︎」
「302号室です。」
ありがとうございます、と言いあたしは階段を駆け上がり病室に入った。
ーーぴっ。ぴっ。ぴっ。ぴっ。…。
規則正しい電子音が聞こえる中あたしはお兄ちゃんに近寄った。
「おにい…ちゃん?」
お兄ちゃんの顔は変わり果ててしまった。
赤く腫れ上がり、色が少しだけ変色している。
手をギュと握り目をつぶる。
「お兄ちゃん…、聞こえる?ゆりだよ?」
あたしがお兄ちゃんに話しかけるとドアから看護師さんが入ってきた。
「鳥山、ゆりさんね?あのね、落ち着いて聞いて欲しいの。」
看護師さんはあたしの目を真っ直ぐ見つめた。
についた病院。
タクシーのおじさんにお金を払い、急いで病院の中に入る。
「あのっ!鳥山ゆうの病室はどこですか⁉︎」
「302号室です。」
ありがとうございます、と言いあたしは階段を駆け上がり病室に入った。
ーーぴっ。ぴっ。ぴっ。ぴっ。…。
規則正しい電子音が聞こえる中あたしはお兄ちゃんに近寄った。
「おにい…ちゃん?」
お兄ちゃんの顔は変わり果ててしまった。
赤く腫れ上がり、色が少しだけ変色している。
手をギュと握り目をつぶる。
「お兄ちゃん…、聞こえる?ゆりだよ?」
あたしがお兄ちゃんに話しかけるとドアから看護師さんが入ってきた。
「鳥山、ゆりさんね?あのね、落ち着いて聞いて欲しいの。」
看護師さんはあたしの目を真っ直ぐ見つめた。