実習生の挨拶が終わり退場する時、生徒は立って送ることになった。 実習生がステージから降り、生徒の拍手に包まれる中私たち三年生の横を歩いていく。 緊張が解けてきたのか、顔には少し笑顔が見えた。 実習生が私たちの前を通る頃、私と由紀も立ち上がった。 バタンッ‥… 「ゆ‥き‥…?」 由紀は立ち上がると同時に床に倒れた。