一瞬静寂が訪れる。 そして…… 「あははははっ!!」 再び笑いに包まれるテーブル。 周りの女子はお腹を抱えて笑い、亜美は不貞腐れた顔をしていた。 「亜美! あんたがFのファンのことは知ってるけど、妄想しすぎじゃない?」 どうやら彼女たちは信じられない様子。 「あんな美形といたら、心臓が持たないよ」 うん。 ほんとに持たない。