「おい、碓井」
「………!なんだ市原か……
原先かと思って一瞬ひやっとした」
「……お前、最初から
あーするつもりだったのか?」
「まぁ、お前に衣装やら化粧道具やら
めちゃくちゃにされちまったし
仮の衣装もなかったしな~
女装してお前と競うくらいなら
橘にはっきり気持ち伝えておきたかったし」
「………俺の負けだ」
「え?」
「俺はお前みたいに、あんな破天荒なこと
たぶんできねーし……
さっきのお前のやつ見て
柚希は幸せだろーなーって思った
こんだけ想ってくれる奴が彼氏で」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…