ウキウキしながら私達はクラスへとむかった
教室へ向かう途中に
向こうから走ってきた人と。

ドンッッ

ぶつかってしまった。
慌てて私は
「ごめんなさい」
と言って顔をあげると…
そこには身長が高くて細身の黒斑眼鏡をかけた男子が立っていた。
その人は
「大丈夫…」
っとボソッと言ってどこかにいってしまった。

上履きが黄色だから…
タメだ!!

実南は「変な人~」っと言っていたが
私はそうとは思わなかった。
ただ「あの人と話してみたい」「もう1度会いたい」と思った。