「私、金川 (かながわ)愛花です。よろしくお願いします」


デップリした見た目と違い声は美人だった。

「んじゃああとは二人でデートでもして!」
大紀のその言葉に俺はエッ!という気持ちになった。

「ちょっと待ってよ!いきなりそんな」
俺はシドロモドロになりながら帰ろうとする大紀を引き止めた。