「まず二人は付き合っているのね?」

おふくろの厳しい声が俺と愛花の耳に響く。

「あぁ…」

「まさか妊娠なんてさせてないでしょうね?」


おふくろのその言葉に俺はあわてて否定をした。

「させてない!させてない!」

「そう?」

まだおふくろは疑っているようだ。