するとおふくろは、クルリと後ろを振り向くと、和室へと入っていった。

俺と愛花はとりあえず玄関で靴を脱ぎ、あがった。


そして、おふくろに続いて、和室に入っていった。


「座りなさい」


おふくろの厳しい声色に促され、俺と愛花はおふくろとテーブル越しに座った。