俺は愛花の不安を取り除くように、愛花の手をとった。


「大丈夫だよ」

根拠もないが、俺は愛花にそう言うしかなかった。


それから俺らは街をプラプラして、夕方くらいに俺の家に行くことになった。


「私不安だよ」


公園でアイスを食べている時にポツリと愛花が呟いた。