不安を取り除くように優しく…優しく。

街中だってかまわない…。


そして、唇を離す俺。


「愛花…結婚しよう」

ふいに言葉がでてしまった。


でも後悔はしていない。

愛花の驚いた顔が、徐々に喜びに変わる。



「うんっ」


最後は愛花は泣きながら言ってくれた。