「ゴメン。俺彼女いるからさ」

俺は先輩にそう言うと愛花の方を見た。

食事を断った事で今さっきより怒りはおさまっているようだ。


「んじゃあ…」

先輩…まだ俺を誘うつもりなのか!?

もうやめてくれ~!

「じゃあ…政宗くんにメアド渡しておくからね」
そう言って先輩は俺の右手にメアドを書いた紙を渡した。