「私、今の『縁』の大天使。あなたの名前は?」


「ーーー心」


「そう。はじめまして、心ちゃん。
んー、私のことは…どーしよ、ま、ふつーに縁と呼んでくれたら良いわ」

みんなそう呼んでるし。と縁は笑う。


女らしい身体つきに似合わず、豪快な口調だった。