「貴方がたの解くべき課題は、天界の動きを間近で見てもらう、というものです。 5人それぞれのパターンがありますから、これを見ながら課題をこなして行きなさい」 ユウから5人がそれぞれ手渡されたのは、真っ白な小さな冊子。 「その冊子が行くべきところを指し示してくれるでしょう。 では、行きなさい」 その最後の言葉と共に、ユウがすっと手を上げるのが見えた次の瞬間には、ユウが消えていた。