「ーーー今から、大天使としての課題を課す」 数分ののちに現れた、何やら格式の高そうな服に変わったユウは、こう言った。 「えっ、ユウ!?なんて格好してんの?」 ココは驚いて声を上げる。 上げてから、周りの4人がさして驚いていないことに気付いた。 「ーーー今は簡易とはいえ、式の途中だ。静粛にして頂こうか。『縁』の大天使」 ココが黙ったのを確認して、いつもと違うユウは再度、口を開く。