さて、この海をどうにかしなければ…



「母なる海よ 力を貸したまえ

この海を救う旋律の源を、我の前に」


すると、海斗の前にピアノが現れた


「うおっ!びびった〜…
…ピアノ?」


「海斗、それを弾きなさい」


「俺、ピアノなんて弾いたことないけど…」


「大丈夫 やったことなくても、プリンスなら弾けるわ」


海斗は複雑な表情をしたが、波音は迷わず歌いだした