そして、海に潜った瞬間

波音と海斗は本来の姿へと戻った


「海斗…その瞳…!」


「あ、これか?
俺、水に濡れると瞳が碧になるんだよ
気持ち悪いだろ?」


無理して笑っている海斗


「そんなことないわ
それが、海斗がプリンスである証拠なの」

「へぇ〜、そうだったのか…


てか、海の中なのに俺普通に息吸えるわ」


「海斗はプリンスである前に魚人族なのよ?
当たり前よ」